令和7年10月27日、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の20次締切に関する採択結果が公表されました。
申請者数2,453者のうち、採択されたのは825者。採択率は約33.6%でした。当法人は今回、1社の製造業者様を支援しておりました。最近の採択率は3割前後で推移しており、正直、厳しいかもしれないと思っていたのですが、無事採択されており、安心しました。結果をクライアントに伝えると、とても喜んでいました。こういった時は、本当にやりがいを感じますね。
近年、小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金の申請支援はしていたのですが、もの補助の支援は久しぶりでした。数年前と比較すると、申請内容が大きく変わっているな、というのが印象的でした。まず、全て電子申請であること。以前は10数枚のワードファイルにまとめてPDFファイルに変換して添付する、という方式でしたが、今は申請画面に全て打ち込む方式になっていましたね。とはいえ、文字数制限もある中、いきなり申請画面に打ち込むことはできませんので、私はワードに下書きして、文字数に合わせて編集しました(申請時には、クライアントと一緒に操作しています)。
以前は文章や内容もさることながら、ビジュアル的に審査員にどう魅せるか?といった点も重視されていたように思います(私の印象です)。しかし今回、電子申請画面には文字の打ち込みのみ、補足資料は3枚に制限される中で、大事なことは必要不可欠な情報を、端的に、分かり易く審査員に伝える文章力だと、私は考えました。補足資料と言っても、3枚では大した情報を盛り込むことはできなかったからです。
この考え方が合っていたのかは、分かりませんが、とりあえず採択はしていただきました。採択されるのも大変ですが、本番はむしろこれからになります。交付申請から補助事業の実施、実績報告まで当法人は支援します。
