令和3年7月30日、事業再構築補助金の第3回公募が始まりました。
当事務所では第1回公募で3件の支援を依頼され、うち2件が採択されています。いずれも通常枠です。
第2回公募では、依頼を受けておりませんでしたが、第3回公募ではすでに1件の計画策定支援を依頼されています。依頼者は女性事業主ですが、再構築の構想をお聞きすると、「なるほど!」と思いました。なんとしても採択してもらいたいと思っています。
第3回の公募では、少しずつ要件が変更されています。
例えば「通常枠」では、補助金の上限額が従業員数に応じて変わっています。
中小企業でも従業員数51人以上の場合、補助上限額が8,000万円まで上がってますが、6,000万円を超える部分については、補助率が2分の1になっているなど、なかなか細かい変更点が多いですね。
「大規模賃金引上枠」「最低賃金枠」という類型も追加されています。
「グローバルV字型回復枠」以外の類型では、売上高の代わりに付加価値額の減少を用いることも可能、としています。
自社の状況と公募要領に定められた要件をじっくり照らし合わせながら、応募する類型を選択する必要があります。